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建築への思い

クライアントが心から喜んでくれること。 これ以上大切なことは他にないと思っています。 そのためにたくさんの対話を重ね、最適と思われる空間を作りあげて行くことが、私たちの役目だと考えています。

暮らしを丁寧に包み込むような、クライアントとともにすくすくと育っていくような、シンプルだけれどどこか可愛らしい佇まい。 そんな建築づくりを目指しています。 事務所の名前に冠した「たけのこ」には、そんな意味合いも含めています。

寄り添う住宅

その人なりの暮らし方があります。10人いれば10通りの暮らしがあります。

大切にしているものが誰にでもあります。そして暮らしにおいて、何が大切なのかも人それぞれ。

例えば、僕たちはどうかと言うと…。

まだまだ幼い、元気いっぱいの息子が二人います。彼らにはまだたくさんの助けが必要です。 毎日の暮らしは、彼らを中心に回っています。僕たちは二人で仕事をしながら二人で子育てや家事をしています。 それはとても大変で、毎日ヘトヘトになりながら眠りにつくような生活です。

でも彼らとの暮らしにはたくさんの感動があります。大人にとっては何でもないような事でも、 まだまだ難しい子供たちは懸命に取り組みます。そしてそれができたときの感動は、言葉では表せないようなものです。 親子でちからいっぱい抱きしめあい、喜びを分かち合います。

僕たちの自邸は、そんな彼らとの生活を大切に考えてつくられています。 アトリエでの仕事中も彼らの様子がうかがえるような距離感をデザインしています。 そのお陰で、いつでもお互いの様子を感じながらも、それぞれの行動を大切にできるようになっています。

この先、アトリエへ来て下さる人はどんな暮らしをするのかな?何を大切にしているのかな?

僕たちはそんなあなたの暮らしや大切なものに寄り添っていける住宅を丁寧につくっていきたいと思っています。