住宅ができるまでのフロー
一般的な住宅ができるまでのフローをご紹介します。 各工程でかかる最低限の期間も目安として表記しています。
- コンタクト
- 顔合わせ
- 設計監理契約
- 基本設計(2ヶ月~)
- 実施設計(4ヶ月~)
- 見積・調整(1ヶ月~)
- 確認申請・工事着工
- 工事監理・各種検査(4ヶ月~)
- 竣工・引き渡し(総工期目安:約12ヶ月)
- 一年点検・アフターフォロー
まずはメール、お電話にてお問い合わせください。ご都合の良い日時を取り決めて、初回顔合わせの準備をします。
お問い合わせの段階では、漠然とした状況でも、とりあえず相談だけ…という感じでも構いません。 お気軽にどうぞ!
雑談を交えたお話をお聞かせください。 その上で、僕たちの建築のつくり方や予算配分などのお金の話、作業内容などのお話をたくさんさせていただきます。
たぶん、情報誌やインターネットでは聞けないお話も…聞けるかも? (この段階までは、お金はかかりません。)
大変ではありますが、家づくりはとても楽しいものです! その家づくりのパートナーに僕たちをお選びいただける場合には、まずは設計監理業務委託契約を締結していただきます。
その後、具体的なヒアリングや調査をスタート。基本設計案をつくるための必要な情報を集めていきます。
基本的な建物の間取りやカタチを大まかに決める作業です。 ヒヤリングや調査した内容をもとに、デザインをして、図面や模型を使ってプレゼンテーションします。
基本設計は、建て主さんに納得していただくまで、何度でも繰り返します。
基本設計が纏まったら、次はより詳細な設計をするための実施設計が始まります。 より細かい部分の設計なので、建て主さんとの打ち合わせもより密になっていきます。
作成する図面は一般的な住宅規模でも40枚程度。 出来上がった図面をもとに、建築業者さんに見積を取ります。
出来上がった実施設計図を数社の建築業者さんへ渡し、見積もりをお願いします。 上がってきた見積書をチェック・精査して、どの業者さんにお願いするのか選定させてもらいます。
選定した業者さんと見積金額が予算に合致するように減額調整や変更をしていきます。 ここが設計業務の正念場。 一番大変な作業…です!
無事予算に納まれば、確認申請という適法な設計がされているのかを行政や審査機関に確認してもらう手続きを行います。 当然、各法規をチェックした上で申請しますので、通常は問題なく確認されます…。
同時に、建築業者さんと工事契約を交わし工事着工の段取りをしてもらいます。
工事進行中は、僕たちは監理業務を行います。 図面通りの適切な工事が行われているか、ということをチェックする業務です。
たくさんの業者さんがたくさんの材料を扱っていく現場では、意図しないミスや間違いも起こります。 それを適切に指摘して、直してもらうというとても大切な仕事です。 その他、行政や各機関による検査がある場合にも立ち会います。
法規上の検査以外にも、僕たちによる事務所検査を経て、建物が完成します! 長らくお待たせしました、夢の詰まった住宅が引き渡されます。
僕たちの仕事は引き渡して終わるわけではありません。新しい建物は少し時間がたつと材料の収縮などで、どうしても不具合がでてきます。 目安として竣工後一年の時点で、建築業者さんと一緒にお伺いして、調整や手直しが必要な部分を確認して対応します。
そしていつか家族のカタチの変化や、ストーリーの節目が来て、改修が必要になるかもしれません。 そんな時にも僕たちが建て主さんご家族のストーリーに寄り添って、住まいが育っていくのを見守れたらな、と考えています。